京都大学農学部・木材構造学研究室・植物細胞構造学研究室・樹木細胞学研究室ご卒業の皆様および関係者の皆様
梅雨明け間近、ここ京都では今年の酷暑を予感させる晴天が続いております。皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、髙部圭司先生の退職に際して、最終講義とお祝いの会を催す予定でおりましたが、ご存知の通り新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ「三つの密」を避けるべく、他の多くの行事と同様に、延期とさせていただきました。その後、基本的な感染予防の模索や実施、不要不急の外出の自粛など、自己とともに、他人に感染させない生活に少しずつ慣れてきたところですが、社会の状況は大幅に改善したとは言ません。相変わらず、お祝いの会の実施については、開催地域のコロナウイルス感染状況や自治体の感染拡大防止に向けた取り組みに留意せよということですし、また東京などの大都市からの人の移動を考えると極めて慎重な判断が必要な状況です。
とは言え、ウィズコロナを模索しながらも、先日来京都のホテルもイベント営業をはじめました。私共も京都ブライトンホテルのご担当者を交えて実行委員会を再スタートし、10月24日に予定しておりますお祝いの会は実施の方向で詳細を詰めることといたしました。ご心配をおかけしておりましたが、後日関係者のみなさまには新ためてご連絡いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、私こと、木質科学の学部教育のお役に立てばと思い、6月1日付けで、生存圏研究所より高部圭司先生の後任として樹木細胞学分野に異動いたしました。ナノからミマクロにいたる形態の意味、木材組織に刻まれた4次元的な情報やその多様性の理解に興味があります。どうぞ引き続き、ご指導ご鞭撻のほどお願いします。
お知らせとご挨拶までにて
京都大学大学院森林科学専攻 杉山淳司
(2020.10.1 Update)
※ 関係者にはメールにてご案内を差し上げていますが,ご案内が届いていない場合は粟野(awano.tatsuya.7z{at}kyoto-u.ac.jp,[at]は@に代えて送信してください)までご連絡ください。